永井

私たちのキャリアヒストリー
Career History 》vol.03

お客様の想いに応えることができる設計を目指した挑戦。

MY Profile

Nagai /
永井

設計事業部 新築課リーダー
2015年

入社後、新築設計課に配属され、多くのお客様のお家の設計に携わる。入社2年目、新商品開発プロジェクトに入り『浮き屋根の家』の設計担当に。その後、新築設計課のリーダーを任されプレーイングマネージャーとして、新人の育成や、メンバーのサポートを行う。入社4年目に、森住建初となるデザイン性を徹底的に追求した平屋のモデルハウスの設計に携わる。現在、設計部新築設計課のリーダーとして、設計士として活動中。
Chapter.01

学生時代

憧れの父の背中を追い続けた日々

私の父親は土木のエンジニアで、全国のダムやトンネルの建築に携わっていました。週末には父に会いに仕事場へ行くこともあり、その影響もあって中学生の頃には“地図に残るような仕事がしたい”と思うようになっていました。

高校卒業後は、父の背中を追うように、迷わず大学の建築学科に入学。念願の建築について勉強をしました。しかし、大学在学中に地図に残るよりも“実際に使う人の顔が見える仕事がしたい”と思うようになり、土木ではなく『建築』、ビルではなく『住宅』を志すようになりました。
Chapter.02

就職活動

“安定”と“やりたい事”を求めて

就職活動をするにあたって、工務店という選択肢は当初からありませんでした。当時、今のようなオシャレな家を建てる工務店はなく、また私の中で工務店は家族経営というイメージが強かったためです。就職氷河期の影響も残っていて、大手で安定しているハウスメーカーに絞って就職活動を行い、その中でも比較的歴史が浅い会社に就職を決めました。これから作り上げていく組織の中で、自分も一緒に成長したいという強い思いがあったんです。

お客様との家づくりはとても楽しかったです。でも、その中で葛藤もありました。会社はプレハブ住宅。そのためお客様の細かな要望に応えることが難しかったり、お客様に妥協をしていただく部分が少なからずあったんです。『お客様の家なのに、お客様の思い通りに設計できない家。これは誰のための家なのだろう?』と何度も疑問に思いました。

また、会社は男性社会。男性が活躍する場は多くても、女性が活躍するチャンスは中々与えてもらえず、同じように働いているのに何故なのだろうという思いもありました。入社10年目、そんな思いから脱却すべく、転職を決意しました。より自由度の高い木造在来工法にチャレンジして、お客様の思いに応えたいと思ったんです。
Chapter.03

就職活動

1枚のチラシが転機をもたらす

森住建を知ったのは、転職を考えるよりもずっと前の事です。その時は、実家近くの地元の工務店という印象だけでした。
その印象を変えたのが1枚のチラシでした。転職先を考えていた時、たまたま家の新聞折込広告を見て、そこに載っていたモデルハウスが素敵だったんです。自分もこんな家を設計してみたいと思いました。

それが森住建が建てた家だったんです。偶然、昔からの知り合いだった人も森住建のことをよく知っていて「女性が活躍している職場だよ」と紹介してくれました。最初の森住建の印象は、若い人が多く、女性も多く、以前の会社とは全く違う印象!反面、大丈夫かなという不安もありました。
Chapter.04

配属

新しい環境。新たな挑戦

入社してから新築設計課に配属されました。私が入った時、設計課は20代の若い女性の設計士ばかり。でも、雰囲気はとってもあったかくて、アットホーム。転職してきた私を暖かく迎えてくれました。今までプレハブ住宅しか経験がない私は、木造の知識がほぼゼロ。先輩に付いて同席し、分からないことは何でも聞きました。初めて担当をさせていただたいた家は、やはり印象深いです。入社して2ヶ月程だったので先輩に教えてもらいながら、木造在来工法の設計の仕方を学びました。お客様に「あなたにとって森住建初のお客様が私たちで良かった」と言っていただけた時には、お客様が思う家を建てられたと実感でき、本当に嬉しかったです。

2年目には、新商品開発プロジェクトのメンバーに選ばれ、モデルハウスの設計に関わることになりました。チャンスを頂けたことに嬉しさを感じましたが、同時に経験が浅い私で良いのか?という不安もありました。メンバーのみんなと話し合いながら、設計をしていく中で出来上がったのが『浮き屋根の家』。かっこいい家がデザインできた事に嬉しさを感じましたが、それ以上にお客様に「やりたいデザインに出会うことができた」と言っていただけたことが私にとっての大きな自信になりました。
Chapter.05

配属

メーカーの10年よりも、森住建の4年

入社3年目に結婚。愛する家族ができると同時に、設計課のリーダーに抜擢されました。設計のメンバーが先輩ばかりだったこともあり、当初は遠慮や不安ばかりでした。言いたいことも言えず、共通の話題も見えず、上司に相談をしてコミュニケーションを大切にすることを助言されました。それからは、みんなの個性を見て思いに向き合うようにしています。

リーダーという役割は、私にとって今までの自分を大きく成長させるきっかけになりました。また、リーダーになってからも、設計士として平屋のモデルハウスのデザインに挑戦しました。そのモデルハウスに来場されたお客様の『素敵!』という言葉を沢山いただくことができ、これが『俺たちと一緒にいい仕事しようぜ』に繋がっているんだと思いました。入社してから、挑戦とチャンスの毎日。振り返ると、以前働いていた会社の10年より、森住建で働いている今の方が成長できていると感じています。
My Next Step

設計部門をブランド化。家族に誇れる自分になる

今後も設計士として、新しいデザインに常にチャレンジしていきたいと思っています。それは、設計全体の挑戦でもあります。特化していくことで、設計部門をブランド化でき、『設計士と創る家』が実現できます。

また、これからも仕事はバリバリやっていきたいと思っているので、女性が活躍できる会社であることを、私自身が体現していきたいと思っています。責任も私の中では活力なんです。私があこがれ続けた父親のように、自分の仕事を家族に誇れる姿になっていきたいですね。
※内容・社員の所属は取材当時のものです

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