桐山

Marketing

岐阜本店移転プロジェクトで集客2000人を達成。
「岐阜県でNo.1のショールーム」「岐阜県でNo.1の社員が働きやすい環境」を実現。

Kiriyama / 桐山

株式会社 MORI HD 経営サポート部 部長

マーケティングとは、世の中が求めるものを探り、ニーズを満たす商品やサービスを効率的に提供する為の活動の総称で、新しい商品やサービスを企画したり、企画するための市場調査、販売に向けての営業戦略やプロモーション手法を検討したりするなど活動内容は多岐に渡ります。

例えば新築住宅の見学会を行う際に、ニーズとウォンツを明確にし、広報担当者とどのような広告の打ち出し方やサービスを作れば市場に受けられるのか、どんなエリアが狙い目でどのような営業戦略を立てればいいのかの方向性を示します。

本格的に岐阜市場への進出

今まで岐阜支店という形で岐阜市内に店舗を構えていましたが、本社機能を岐阜に移転するという事で、本格的な岐阜市場への進出の為新店舗の設計とブランディングを始め新商品開発も行いました。これまでは岐阜県揖斐郡池田町を中心に事業展開を行っていましたので、ターゲットとするお客様の層が全く異なります。そのため、まずは岐阜市内の市場調査を行いました。

市場調査では年収・世帯・土地の大きさ・生活環境・休日の過ごし方など多岐に渡り調べ、お客様のニーズとウォンツを探求しました。ニーズとウォンツを明確にすることで、ターゲットとなるお客様が好きな商品のテイストを知る事ができます。

そこから店舗設計・内装デザインを行い、結果良い建物を完成する事が出来ました。また森住建のキャッチコピーとして新たに『愛する家族を、守る家』が完成。森住建を知らない人に企業名と共に企業のメッセージとして広く拡散されるようにと、様々な部署の人間で結成したプロジェクトメンバーの思いが込められています。また新しい挑戦として、テレビCM・駅前広告・YouTube広告・駅内ポスターといったターゲットがいそうな場所への露出強化を図りました。

新商品では、『家族の成長を、見守る家』をコンセプトに『Mamorie(マモリエ)』という名の規格住宅を開発。これも森住建のキャッチコピーの『愛する家族を、守る家』から誕生しました。家創りは建てて終わりではなく、建てた後から家族の成長と共に育っていくもの。これも新たな挑戦でした。

短時間での計画・実行。そしてブランディング

岐阜に本社移転するという計画から実行までほとんど時間がなく、また同時にブランディング・商品開発・本社移転計画(管理部門)・店舗デザインを熟さなければなりませんでした。

特に管理部門での本社移転計画という部分には本当にプレッシャーを感じていました。4つの事を同時進行で行い、さらには設計期間も現場工期も短く無理難題が多かったですが、私一人で行っていたわけではなく、プロジェクトメンバーを始め、設計事業部メンバーや工事開始からは協力業者様の助けもあり、多くの協力を得て乗り越えられたと思います。
今回の岐阜本店プロジェクトでのまとめ役として、色んな部署の方と話し合って決めた事が結果に繋がりました。『やるからには成功させる!』『妥協しない』と自分を奮い立たせ、諦めない気持ちを強く持ったこともプレッシャーや苦労を乗り越えられた理由のひとつだと感じます。

岐阜店グランドオープンイベントで2000人の集客

ブランディング・商品開発と始まり、事前準備を怠らなかったことが、結果として岐阜店グランドオープンイベントで2000人の集客を達成。マーケティングで明確になった本質的なニーズとウォンツが岐阜本店のショールーム設計・デザインに大きく反映出来ました。

例えばショールーム内のイメージはお洒落なカフェ風をイメージしていますが、それに沿った集客イベントを行ったことも2000人に繋がったと思います。

また今回の本店移転ではお客様へのマーケティングだけではなく、働く社員がいかに働きやすい環境であるかを視野に入れ設計を行いました。例えばオフィス内は収納をシンプルに作業効率が上がる空間にしたり、休憩し社員同士がコミュニケーションがとれるラウンジスペースを設けたりなど、実際にそこで働く社員の姿を見ると、「働きやすくなったかな?」と感じる事が多く、そんな時に会社発展に貢献できたと感じることが出来ます。それはお客様のためでもあり、働く社員の為でもある本社移転プロジェクトになることが出来ました。 

岐阜県内の工務店でNo.1になる為に、ブランド力を高めていきたい

仕事は難しければ難しいほど達成した時の満足感は高く、挑戦できる場を与えてくれる会社に入った方が充実感は高まります。

今回の挑戦が自身の成長に繋がり、やるべきことが更に明確になりました。今後は岐阜県内での工務店でNo.1になる為に、さらなる企業としてのブランド力を高めていく事が必要になります。これはお客様だけでなく、働く社員やこれから入ってくる仲間の為にも大切な事です。

森住建に関わる全ての人が誇れる会社にしたい。その為にも今後も妥協せず日々精進していく事を忘れないでいたいですね。
※内容・社員の所属は取材当時のものです

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